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memoQエコシステム

memoQエコシステムでワークフローを見直しましょう。すべてのインテグレーション、拡張機能、API、SDKがすぐに利用できます。是非ご確認ください!

QTermは、究極の用語管理システムとして、組織内の用語の保存、管理、共有のために使用できるソフトウェアです。

QTermとは?
QTermとは?

QTermは、究極の用語管理システムとして、組織内の用語の保存、管理、共有のために使用できるソフトウェアです。QTermを使用すれば、企業や組織内で用語を企業資産として活用できます。これにより、内部や外部のコミュニケーションが円滑になり、ブランド意識やテクニカルコミュニケーションの品質を高めることができます。

その仕組みは?
その仕組みは?

QTermはmemoQ serverの拡張機能として使用されます。memoQ serverの環境で作業している翻訳者、プロジェクト管理者、レビュー担当者は、QTerm内の用語ベースに簡単にアクセスできます。

ブラウザベース

QTermはブラウザベースのアプリケーションです。

QTermの機能
QTermの機能

memoQの用語管理は(エントリ構造が単一のため)比較的シンプルですが、QTermの場合は柔軟性があります。memoQに内蔵されている用語モジュールの機能とQTermの機能については、こちらをクリックし、比較表を確認してください。

ファイル形式
ファイル形式

QTermでは以下の形式のファイルをインポートおよびエクスポートできます。

  • MultiTerm XML:QTermではMultiTerm XMLファイルをインポートおよびエクスポートできます。
  • TBX:QTermではTBX (TermBase eXchange) ファイルをインポートおよびエクスポートできます。TBXはXMLベースの業界標準のファイル形式で、構造化された用語データのやり取りに使用されます。
  • CSV/TXT:QTermでは、用語エントリごとに1行または複数行の情報(エントリID列を基準に用語レベルで1行)が記述されたCSV形式またはTXT形式のファイルをインポートおよびエクスポートできます。

ISO Standards
ISO Standards

プロフェッショナルの用語管理者の多くは、用語管理プロセスの基準としてISO 704とISO 10241を使用しています。世界的に使用されている基準を使用すれば、用語作業を改善できます。QTermは両基準に準拠しているため、用語管理者は簡単かつ効率的に用語を管理できます。また、翻訳者をはじめとする作業者も同じ用語をmemoQで直接利用できます。

QTermの活用
QTermの活用

用語のエキスパートが必ずしも組織内にいるとは限りません。このような場合、QTermの導入から活用までを当社のスタッフがお手伝いします。主な内容は以下のとおりです:

  • 各組織に応じた用語構造の定義付け
  • 用語ベースの作成と管理
  • 用語のフィルタリング基準の設定
  • アクセス権の管理またはゲストアクセスの設定(部門またはチーム向け)
  • プロトタイプの作成とQTermへ移行のためのスクリプト作成

営業担当者に連絡する

用語の一元管理

企業、NGO、行政機関で用語を適切に管理する目的は、製品のローカライゼーションやビジネスコミュニケーションの場合と同じです。つまり、翻訳作業を効率化し、翻訳者が一貫性のある高品質の翻訳を提供できるようにサポートすることです。このため、用語管理を成功させるには、先見の明とさまざまな分野の技術を組み合わせた体系的なアプローチが必要です。

各組織は、用語管理を翻訳部門の独立した業務ではなく、人による翻訳や機械翻訳をはじめ、設計、ブランディング、マーケティング、品質管理、コンテンツ管理、オーサリング管理など、さまざまな業務と合わせて包括的なアプローチの中で捉える必要があります。

QTermを使用すれば、組織内の用語を一元管理できるため、組織内のチームや翻訳サービスプロバイダーは最新の用語に瞬時にアクセスできます。用語集を作成する組織は、用語管理と多言語運用の両方を考える必要があります。

​翻訳サービスプロバイダーや各企業の翻訳チームは、お客様に価値を提供することで他社との差別化を図っています。QTermを使用すれば、一貫性のある用語サービスを提供できます。また、お客様側の専門のレビュー担当者は、翻訳ツールのインストールやライセンスを気にすることなく、用語に集中できます。

QTermの機能

memoQの用語管理は(エントリ構造が単一のため)比較的シンプルですが、QTermの場合は柔軟性があります。memoQに内蔵されている用語モジュールの機能とQTermの機能については、こちらをクリックし、比較表を確認してください。 

QTermの基本機能

QTermの基本的な用語機能は以下のリストのとおりです。 

  • ワンクリックの用語登録:ソースとターゲットのセグメントをワンクリックで追加できます。
  • 用語の定義と追加情報:定義と追加情報を用語に追加できます。1つの用語エントリが1つのオブジェクトまたは概念に相当するため、各用語に1つの定義のみを追加できます。
  • 禁止用語:使用禁止の用語を設定できます。禁止用語とは、使用してはいけない用語のことです。通常はターゲット言語の用語をエントリに追加して禁止用語に設定します。ソース言語の用語を禁止用語に設定した場合、その用語は翻訳結果ペインに表示されません。ターゲット言語の用語が禁止用語に設定されている場合、その用語は翻訳結果ペインに黒字で表示されます。
  • 用語のあいまい一致検索:先頭部分が同じか、または似ている用語はもちろん、元の用語エントリと似ている用語エントリも認識されます。
  • 用語に関する画像の登録:用語ベースエントリを説明するための画像を1つ保存できます。例えば、エントリによって表される物の画像を登録できます。
  • 接頭辞に基づく用語のマッチング:接頭辞に基づいて用語のマッチングを行います。不変部分が終わる位置にアスタリスクまたはパイプ文字を入力することで、用語の不変部分を指定できます。そうすると、memoQはそのエントリの該当部分だけを検索します。この機能は、スラブ語、フィンランド語、ハンガリー語の場合に特に便利です。
  • 用語抽出:用語ベースを手動または抽出機能を使用して半自動的に作成できます。memoQには用語抽出機能が搭載されており、文書やプロジェクトから用語の候補を抽出して管理できます。
  • サブ言語:この機能を使用すると、一般的な言語とその方言を同じ言語として扱うことができます。

QTermの特徴的機能

QTermの最も重要な機能は以下のリストのとおりです。これらの機能を使用すれば、目的に合わせて用語資産を運用して、用語データを管理できます。 

  • 柔軟な用語ベースの構造:QTermでは、概念やインデックス、用語などのレベルでカスタム定義フィールドを使用して、組織や目的に固有の構造を用語ベースごとに設定できます。ユーザー定義の用語フィールドには、テキスト、数字、真偽、日付、メディア、単一値の候補リスト、複数値の候補リストを含めることができます。
  • ディスカッション機能:この機能を使用すると、用語へのコメント、用語管理者への質問、用語ベースに追加する新しい用語のリクエストなどを簡単に行うことができます。統合されたメール通知機能とダッシュボードにより、作業に集中できます。QTermのディスカッション機能を使用すれば、他の用語システムではできないような共同作業も可能です。
  • 複数の用語ベースの検索:すべてのQTermの用語ベースを一度に検索できます。
  • カスタムフィルタ:フィルタ機能により、フィルタリング基準に合った用語のみを検索できます。古い用語エントリ、ターゲット言語に指定用語が含まれていない用語エントリ、特定の製品に関する記述、承認されていない用語などを簡単にフィルタリングできます。これらのフィルタは保存して他のユーザーと共有できます。
  • 画像、ビデオ、音声、その他のメディアのための説明フィールド:各用語エントリに対してメディアファイルや参照文書をアップロードできます。これらはデフォルトのビューアで表示または再生されます。
  • memoQと完全統合:memoQを使用している翻訳者は、memoQのデスクトップクライアントからQTermの用語ベースに接続でき、ソーステキスト内に用語が含まれていると、一致結果が画面に表示されます。また、memoQの自動QA機能もQTermの用語ベースと連携して使用できます。
  • memoQ WebTransとのインテグレーション:QTermはmemoQ WebTrans(memoQのブラウザベースの翻訳インターフェース)と連携して機能するので、用語の検索結果が表示されるだけでなく、新しい用語をその場で保存できます。
  • ゲストアクセス:指定の用語ベースにアクセスできるゲストユーザーを指定し、ユーザー名やパスワードを入力せずにログインできるように設定できます。この機能は、お客様と用語を共有する場合に最適です。
  • アクセス権の管理:用語ベースごとに検索権限、更新権限、管理者権限を付与するユーザーやグループを指定できます。
  • 直感的なユーザーインターフェース:QTermのユーザーインターフェースはホットキーに対応しており、コンテンツが変更されると画面が動的に更新されるため、デスクトップのような編集環境で作業を行うことができます。

QTermの高度な機能

QTermは各組織の用語管理に対応できるように以下のような高度な機能を備えています。  

  • 重複の結合:重複する用語エントリを結合できます。
  • メタデータの検索と置換:QTermの用語ベース全体または選択した用語のメタデータを検索して置換できます。
  • 用語エントリの履歴:この機能では、用語を変更したユーザーや変更された内容、日時などの監査証跡を確認できます。
  • 検索履歴:QTermにおける用語検索の成功と失敗の履歴をすべて一覧表示できます。検索履歴は、各用語の検索頻度を計測して、他のユーザーが求める用語をデータベースに追加するために使用できます。
  • 用語エントリ間の相互リンク:各用語エントリ間にさまざまなリンクを貼ることができます。これにより、概念間の関係(上位語、同意語、反意語、同音異義語、下位語、共下位語、部分語、換喩語など)を確認できます。
  • 印刷:用語エントリを完全な形式で印刷できます。また、メタデータを含まない簡易的な用語集も印刷できます。
  • 言語フィルタリングによる用語ベースのエクスポート:用語ベースをCSV、TXT、MultiTerm XMLにエクスポートする際、エクスポートする言語と用語エントリから除外する言語を指定できます。
  • 用語エントリのマーキング:この機能を使用すると、後で確認や処理が必要な用語エントリを用語ベース内でマーキングできます。マーキング機能は、memoQWebのディスカッションモジュールで使用されていたものですが、QTermでも重要な用語に簡単にアクセスできるように導入されました。
  • QTermの用語エントリに対する直接URL:QTermでは、直接リンクを使用して用語エントリに簡単にアクセスできます。
  • 編集時のプレビュー:用語エントリを編集している場合、保存前にプレビューで確認できます。これは、重複する用語エントリを結合して削除する場合に特に便利です。
  • URLの自動認識:自由テキストボックスに入力したURLは自動的に認識され、参照先のウェブサイトがブラウザの新しいタブで開きます。
  • QTermの「用語ベース設定/フィルタ」ページにおけるフィルタの適用:アイコンを使用して、「用語ベース設定/フィルタ」ページからフィルタを直接適用できるため、新しいフィルタの結果を素早く確認できます。

memoQWebを使えば、コンピュータにmemoQをインストールする必要はありません。ウェブブラウザを開くだけで、プロジェクト管理や翻訳作業を始められます。

Work on a browser-based window
Work on a browser-based window

With memoQweb, there is no need to install memoQ on your computer. You can just open a web browser and get started with your project management or translations jobs.

The power of memoQ
The power of memoQ

memoQweb provides almost all the functionality available in the memoQ desktop client in a simplified way. Requirement: memoQweb is only available for customers with a memoQ TMS or memoQ TMS cloud license, or translators working in online projects.

How does it work?
How does it work?

Once a project is created on the memoQ server, it will appear also in memoQweb, where you can access the project, manage documents and user assignments online.

You can also create new projects directly from the web interface.

Language Terminalは、共同の翻訳作業をアシストするWebポータルで、無料で利用できる付加価値の高いサービスの提供が増えています。memoQを利用しているかどうかに関わらず、翻訳業務に携わっている方を対象としたサービスです。Language Terminalは無料で利用できるオープンなサービスです。

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翻訳作業を管理

Language Terminalで翻訳作業の管理がはかどります。Language Terminalを使うと、次のようなことができます:

  • プロジェクトを作成して、固有の事項(クライアント名、納期、請求金額など)を保存できます。
  • ステータス(進行中と過去の作業)別にプロジェクトをフィルタリングできます。
  • プロジェクトのレポート分析(クライアント別、通貨別、時間別の収益)を確認できます。
  • クライアントごとにカスタマイズした価格戦略を設定できます。
  • クライアント向けの見積もりを作成できます。

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他のユーザーと翻訳を共有

Language Terminalは、ピアツーピアのチームワークで翻訳の生産性を向上させることを目的としています。翻訳メモリ、用語ベース、その他の翻訳リソース(セグメントルール、自動修正リスト、プロジェクトテンプレート、QA設定など)を他の翻訳者と共有することで、リアルタイムでコラボレーションするメリットが生まれます。そのような翻訳リソースは、memoQでもSDL Trados Studioでも使用できます。

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InDesignフィルタ

memoQに搭載されているInDesign用フィルタは、InDesignファイルをLanguage Terminalに送るウェブサービスです。Language TerminalはInDesignを使ってこれをXLIFFに変換し、memoQではXLIFFファイルを翻訳します。そしてこのXLIFFファイルをもとに、翻訳されたInDesignファイルが作成されます。また、Language TerminalでInDesignファイルをプレビューすることもできます。

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プロジェクト管理

新しいプロジェクトを作成し、[このプロジェクト用に Language Terminal エントリを作成する] のチェックボックスを選択することで、memoQ内でLanguage Terminalプロジェクトを作成できます。この操作によって [新規プロジェクトを作成] ダイアログボックスのフィールドが変わり、Language Terminalプロジェクトのデータからクライアントとサブジェクトが入力されます。作成したプロジェクトはmemoQで利用できるようになり、Language Terminalでも公開されます。そして、Language Terminalで見積もりを作成することや、プロジェクトを監視・管理することもできるようになります。(memoQからのプロジェクト管理はmemoQ 2015以降でのみ利用できます)

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クラウドベースのストレージ – プロジェクトバックアップ

Language Terminalはクラウドベースのアーカイブとしても利用できます。memoQプロジェクトをバックアップするには、バックアップしたいプロジェクトを選択して [選択をバックアップ] をクリックしてから、Language Terminalを選択するだけです。復元方法も同様で、[バックアップから復元] を選択し、Language Terminalを選択すると、プロジェクトのリストが表示されます。

カスタマーポータルは、翻訳会社や、組織や企業の翻訳部門がそのクライアントと簡単に接続するために使用できるプラットフォームです。

その目的は、クライアントにもプロジェクトに関わっていただき、最終的にクライアントに満足していただくことです。カスタマーポータルによって翻訳ワークフローがさらに一歩進むことで、プロセスは最適化され、クライアントに好印象を与えることにもつながります。
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見積もりの依頼、自動見積もり、作業の開始

クライアントは、貴社専用のカスタマーポータルのインターフェースにログインして、すぐに共同作業を始めることができます。翻訳対象ファイルをアップロードしたり、見積もり依頼を送ったりすることもできます。また、自動見積もり機能を使って自動で見積もりを作成することや、ポータルから翻訳作業を開始させることさえ可能です。

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見積もりの提出/承認

クライアントには、クライアントがアップロードした文書を元に貴社が作成した見積もりが届きます。見積もりが承認されると、プロジェクト管理者はmemoQで翻訳プロジェクトを確認できるようになり、依頼された案件がカスタマーポータルから届いていることも通知されます。

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ステータス追跡機能

見積もりを承認したクライアントは、カスタマーポータルでプロジェクトのステータスを確認できるようになります。ステータス追跡機能は、プロジェクトのステージや現在の進捗率をバーで表示します。この機能は、memoQ serverの情報を利用してクライアントにデータを表示します。

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完了したファイルのダウンロード

無事案件が完了したら、カスタマーポータルからすぐに納品できます。クライアントは、ステータス追跡バーが100%を示していることから、ファイルが翻訳済みであることがわかります。この時点で、クライアントのインターフェースからファイルをダウンロードできるようになります。

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納期調整機能の強化

納期の調整は、お客様にもプロジェクト管理者にも役立つ機能です。無理な締め切りが設定された依頼を特定し、修正できるようになりました。お客様とプロジェクト管理者のどちらかが納期を変更すると、相手側に通知されます。

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ブランディングのカスタマイズ

カスタマーポータルでは、企業独自のブランディングを表現するために、メインロゴとアプリケーションの配色を替えることができます。