高度なローカライゼーションワークスペース
ブランドの強化
用語の管理
企業が新しい市場にビジネスを広げるとき、現地文化に合わせてコミュニケーション手段を変える必要がありますが、それはたやすいことではありません。 新しいターゲットユーザーに訴求するとき、ブランドのイメージやメッセージが弱まってしまうこともあります。 このようなときに必要になるのが翻訳管理システム と用語の管理です。 それらを上手く運用できれば、その企業が使用するすべての言語でブランドのイメージやメッセージに一貫性を持たせることができます。 ブランドが現地の人々の感覚に受け入れられるためには、企業が使用する用語をターゲット言語や現地の文化へ慎重にローカライズする必要があります。 さらに、用語の保管、管理、共有も適切に行われていなければなりません。 memoQ serverは2つのレベルで用語を管理します。 第1のレベルでは、翻訳に合わせて用意されたシンプルな用語ベースを使用します。 第2のレベルでは、用語のアクセスポイントを企業内で1つに限定し、非常に高度な企業規模の用語管理を行います。 このように運用することで用語が企業資産になり、社内外のコミュニケーションが円滑に進むようになります。
品質保証
ビジネスを新しい市場に広げるときは、自社製品が新しいターゲットユーザーの期待する品質を満たしているか確認したくなるものです。そのためには、ローカライゼーションプロジェクトに品質保証のワークフローを組み込む必要があります。 memoQ serverでは、そのようなワークフローを実行できるだけでなく、品質に関する問題をプロジェクトの中で見つけるためのレポート機能も複数用意されています。
自動品質保証
セグメントおよび用語の統一や、数の書式、句読点、スペルおよび文法、インラインタグ、セグメントの長さなど、memoQでは数多くの自動品質チェックを実行できます。 さらに、そのようなチェック項目は高度にカスタマイズできます。
言語品質保証
memoQ serverはLQAという手段を使い、レビュー担当者の作業に基づいて事実や数字を把握します。 レビュー担当者には、翻訳に関する問題の分類や評価はもちろん、翻訳を採点することさえも依頼できます。 その採点を参考にすれば、ベンダーの翻訳品質が改善されていく過程を確認できます。 翻訳者の立場から見ると、実行に移しやすい明確なフィードバックが得られるメリットがあります。 そして最終的には、納品される翻訳の品質がしっかりと管理されていることについて、管理者やお客様から信頼を得ることにつながります。
品質の問題をディスカッションする
memoQの効果的なディスカッション管理を使うと、翻訳者やレビュー担当者はソースやターゲットの品質に関する問題に注意喚起し、翻訳インターフェースから直接ディスカッションを始められるようになります。 翻訳者は明確な説明を要求したり、ソース文章に含まれるタイプミスや不正な形式、または曖昧な表現を報告したりすることができます。 また、用語についてディスカッションすることもできます。
ライセンス供与のオプション
ライセンスの管理
memoQ serverでは、ユーザーライセンスのプールを企業側で柔軟に管理できます。 翻訳者のライセンスはいつでも割り当てと返還が可能です。 たとえば、ある翻訳プロジェクトの間だけ請負業者にライセンスを割り当てて、プロジェクトが終了した時点で自動的にライセンスが返還されるように設定できます。 請負業者がmemoQを所有している場合は、貴社サーバーへアクセスするための料金は発生しません。
無期限ライセンス
無期限ライセンスはソフトウェアの購入で使用される「従来型」のモデルです。ソフトウェアのライセンス料金を事前に支払い、購入したバージョンを無期限に使用する権利を得る仕組みです。(無期限ライセンスの所有者は、SMAに基づいて取得した最新バージョンを永遠に使用できます。ただし、新しいバージョンにアップグレードする場合やmemoQサポートに問い合わせが必要な場合は、新しいSMAが必要になります。)
無期限ライセンスの購入には1年間のテクニカルサポートとソフトウェアアップグレードが付帯します。その期間の終了後に引き続きサポートを利用したりmemoQの新バージョンをダウンロードする場合は、年間サポート・メンテナンス契約(SMA)を購入できます。
サブスクリプション(サービスとしてのソフトウェア)
サブスクリプションライセンスは月払いまたは年払いが可能ですが、原則的にはライセンスごとの料金と同じになります。通常、サブスクリプション期間について事前にお支払いいただくことで、当該サブスクリプション期間が終了するまでのソフトウェア使用権が付与されます。
サブスクリプションの代金には、ソフトウェアのライセンス、サポートサービスの利用権、およびサブスクリプション期間にリリースされるmemoQの新バージョンの利用権が含まれています。
導入オプション
memoQをクラウド上で利用する
memoQ serverをクラウド上で利用する導入方法は、小規模のチームに特に適しています。 総括局は5つあり、その中から選んで最寄りのインフラにアクセスできます。 総括局のうち2つはヨーロッパにあり、他の3つはMS Azure東日本、カナダ中部Azureリージョン、および米国西部にあります。 各リージョンのインフラ総括局は信頼性の高さで選ばれているので、memoQ cloudも必然的に最も信頼性の高いSaaS製品であるといえます。 memoQ cloudは、企業だけでなくアドホックな翻訳者チームでも短時間で最大の効果を生み出せるように作られています。 また、定期的なバックアップも提供しています。
memoQからのホスティングサービス
当社がホスティングするmemoQ serverは、お客様のデータと情報を保護するためにセキュリティ標準に準拠しています。 memoQは、当社のITサービスチームがホスティングと徹底した管理を行っている専用のAzureサーバーにインストールされ、そのサーバー上で動作します。 メンテナンスに関する全責任はmemoQが負っているので、余分な作業時間や、ソフトウェアのアップグレード時には一般的なダウンタイムにお客様側で対応する必要はありません。 このオプションは、クラウドがもたらす多くの重要なメリットと、オンプレミス導入のロバスト性と安全性を兼ね備えています。 また、定期的なバックアップも提供しています。
オンプレミス
memoQは、memoQソフトウェアを使用する組織の施設内にあるコンピュータにインストールされ、そのコンピュータ上で動作します。 オンプレミスの導入方法は、必要なITノウハウを有し、オンサイトサーバーを管理するスタッフがいる企業や、オフサイトでの導入を認めないITセキュリティポリシーが徹底されている組織に適しています。
使いこなせる翻訳管理システム
memoQ serverを使えば、企業や翻訳会社は簡単にローカライゼーションを管理できます。
インテグレーションと拡張機能
memoQ serverを利用することで、とりわけ業務管理ツールや機械翻訳エンジン、外部の翻訳メモリデータベースとの多くのインテグレーションが実現します。ファイル形式
memoQは重要な技術標準や文書形式をサポートしています。選べるインターフェース
memoQ serverはデスクトップでもWeb上でも動作します。LinuxやMac OSなどのオペレーティングシステムのブラウザでも動作するWebインターフェースです。memoQを使って無数のプロフェッショナルとつながりましょう
memoQ serverとPlunet BusinessManagerのインテグレーション
「memoQ – Plunet」ガイドをダウンロードしてご覧ください。必要なあらゆる技術情報のほかに、このインテグレーションから生まれるさまざまなメリットについてもご紹介しています。